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固定観念を崩してくれてありがとう

 JAXA、子ども👦ありがとう。そして欠員の方(藤くん)にも感謝だね

詳細は伏せるが、とある日にJAXAの展示会で経験した素晴らしい気づきを記そうと思う。

前提として、知識の有無によって同じものがまったく異なる意味を持つことがある。この現象は日常のさまざまな場面で見られるが、特に印象的だったのは、ある子どもが私が持っていた二次元コードを指でなぞっていたときのことだった。

私には、その行動の意図がまったく理解できなかった。ただ無作為に指を動かしているように見えた。しかし、その子が突然「迷路!」と嬉しそうに言った瞬間、私はその視点に気付かされた。私にとってはただの情報を埋め込んだコードだったが、子どもには線が入り組んだ迷路のように映っていたのだ。この発見は、知識や経験が視点を決定し、同じものでもまるで異なるものとして認識されることを示している。

上記のことを境に、その日は仕事中下記のような例えを思いつくだけ考えた。それも記す。

夜空の星を見ても、一般の人は美しいと感じるだけかもしれないが、天文学者はその寿命や構造、宇宙の広がりについて深く考える。また、夕焼けを見て感動する人がいる一方で、気象学者は光の散乱や気候変化の証として分析する。音楽もそうだ。「好きな曲だな」と感じる人がいる一方で、音楽学者はコード進行や音の振動に注目する。まだまだあるけどこのあたりで。(休憩時間が終わる。。。)

人の持つ知識や経験によって世界の見え方は変わる。無知であることは時に新しい発見を生む力にもなる。子どもの目で世界を見ることは、固定観念を崩して新たな視点を開く大切な経験となると改めて痛感した。

今日はこれだけで最高の日だ。

来て良かった。

JAXAありがとう!

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