「人生に価値を与えるのは誰か」と考えたとき、答えはあっさりしていた。——じぶん、である。 けれど面白いのは、その“じぶん”を変えるスイッチが、意外と外の世界にあることだ。 私はアプリゲームをやめると周りに宣言した。つまり「私の時間」に流れ込む情報をひとつ断つことにした。 次に、本日(20260225)お酒をやめると同僚に告げた。仮に今日を境に金輪際飲まなかったとしよう。 不思議なもので、環境というのは“場所”よりも“情報”の集合体なのだ。 周りの情報が変われば、その中で生きる自分も変わっていく。まるで自分というソフトウェアが、ゆっくりと新バージョンにアップデートされていくかのように。 でもそれは環境に操られてるわけじゃない。むしろ逆だ。私は宣言によって、周りの情報を変えた。 つまり、私は自分の外側を編集することで、自分の内側を作り替えているのだ。 結局のところ——人生の価値は、自分がどんな“情報空間”を選び、どんな現実を立ち上げるかで決まる。 会社も人間も同じ。価値を与えるのは、環境そのものではなく、それを“意識して作り替えようとする意志”なのだ。 そう考えると、私がこの会社でゲームをやめ、酒をやめたことも、単なる習慣の変更じゃない。 私という環境が会社を変え、会社という環境が私を変える。 その循環のなかで、「価値の発生装置」としての人間が、今日も静かにアップデートされていく。